意外な火災事例


火災原因の99%が、不注意によるものです

ロボット掃除機による火災


ロボット掃除機は、便利なものですが、意外なものを動かしてしまうことがあります。

 

ロボット掃除機がヒーターを動かし、カーテンに接触しての火災、可燃物を動かし、ヒーターに接触しての火災が発生しています。

  目を離さないか、ストーブの火を消しておきましょう。

窓際のガラス鉢から


インテリアとして窓際に置かれた美しいガラスの器。このガラスの丸みが、太陽光を集める凸レンズの役割を果たし、火災が発生しています。

 

強く日が当たらない場所を選ぶなど、ちょっとした工夫で防ぐことができます。

ストーブからの火災


寒い季節は、洗濯物が乾きにくいものです。室内でストーブの上に洗濯物を干す方も多いです。

 

乾燥して軽くなった洗濯物が落下して、ストーブにかかり、火災が発生しています。



揚げ玉からの火災


 天ぷらの揚げ玉を大量に保管すると酸化熱が発生し、高温になり燃え出します。

 

 家庭ではなく天ぷら屋さんなど、油を大量に消費するところで発生しています。(都内では頻繁にあるわけではありません)

 

 対策としては、小分けにしてお客様に持ち帰ってもらうか、水を張った一斗缶に保管すると良いでしょう。

コンセント部分から


冷蔵庫など、あまり動かすことのない家電製品は、コンセント部分にほこりが貯まります。

 

ほこりの蓄熱作用により火災が発生しています。

 

差しっぱなしになりがちな家電は、定期的にコンセントを外して、きれいにしておきましょう。

束ねたコードから


家電製品のコードは、買ったばかりの新品のときは、コードが束ねた状態になっています。

 

そのままで使用すると蓄熱し発熱します。使用時には、必ず留め具を外して使用しましょう。

 

 



三動作で忘れる


 天ぷらを揚げているときに電話がありました。火を見ながら電話に出ました。

 

 その時、ドアチャイムが鳴り玄関に出ると、隣の家の奥さんでした。

 

 そして、天ぷらを揚げていることを忘れてしまいました。・・・数分後、台所から火災が発生!

 

 三動作が入ると最初の動作は忘れます。そのことを覚えておきましょう。

日頃の備えを大切に


何も起きないときは訓練は退屈かもしれません。しかし、いざという時は必ず訪れます。慌てずしっかり対策するためにも、日頃の備えを大切にしましょう。